2015年01月23日

第3話 ゲームを作ったんだ

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これはボーカーゲームズが
ゲームマーケット出展に至る経緯の
赤裸々な記録である
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子兄「ゲーム作ったよ!!!!」






ノリノリ。




そう、ノリノリであった。







手に持っていたのは切り刻まれたカレンダー。


そうか。

もう過ぎた月のカレンダーのを使ったんだね。


よくみると丁寧に正方形にカットされている。

裏の模様は元がカレンダーだけに様々だが試作としては問題ないだろう。

表の白い部分にはそれぞれ数字が書かれている。





それをつたないながら一生懸命シャッフルしていた。





うむ。




父「よし、やってみようか。説明してくれ」








−−−はたして




子兄「カードを配ります。7枚ずつ配ります」

子兄「配ったカードから3枚を選んで並べます。コレが売り物になります」


父「ふむふむ」


子兄「自分の番になったら手札を使って他の人の売り物カードを買います。何枚使って買ってもいいです」

子兄「買ったカードは手札になります。売った人は貰ったカードを脇に置いておきます」



子兄「それが、得点になります」



父「ん?」



子兄「最後に、山札から2枚補充して次の人の番になります。売り物も補充す売る。山札がなくなったら終わり」


父「買うときの値段は何でも良いの?」


子兄「うん。絶対に1枚は買わないといけない」



父「…………わかった。とりあえずやってみようか」






カードを買ったら値段として払ったカードは相手の得点になる。


コレは明らかに損する行為だった。


だから勝つための戦略は自然と……




父「じゃぁ、この1のカードでその2のカードを買うよ」


子兄「この3のカードでその3のカードを買う」


子弟「この4のカードで!その10のカード買って!6と7のカードで12のカード買う!!」


父「えっと、この2のカードでその4のカードを買うよ」


子兄「……この5のカードでその8のカードを買う」


子弟「この10のカードで9のカード買って!!12のカードで8のカード買って!あと!あと!5のカードで18のカード買う!!!!!!」



…………


……




父「山札がなくなったね。27点だよ」

子兄「16点……」

子弟「数えといて!!!!!」

父「えー……8点だ。パパの勝ちだな」









子兄「う〜〜〜〜〜〜〜〜ん」


父「…………どうした?」


子兄「もっと買い物して欲しい」


父「そうか。確かに買ったり売ったりは楽しいけど、このゲームは問題があるね」


子兄「なに?」


父「勝つための方法がハッキリしてしまっている。カードを極力買わないことだ」


子兄「うん」


父「勝つ方法がわかってしまうとあとは運しだいと言うことになっちゃう。コレじゃ楽しみがなくなるね」


子兄「……」





その後、あーしたらいいんじゃないか。

こうしたらいんじゃないかと話し合った。




父「作り直してみてよ。そしたらまたテストプレイをしよう」

子兄「うん……」










しかし、子兄がそのゲームを作り直すことは無かった





posted by ボーカーゲームズ at 22:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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